老人性イボにビタミンCが効く?その理由と効率的摂取の仕方

老人性イボ−ビタミンC

老人性イボは1度出来てしまうとなかなか治らなくてお困りの方も少なくないかと思います。私たちの身近にあるビタミンCが老人性イボに効き目があるとよく聞きますが果たして本当なのでしょうか?ビタミンCと老人性イボの関係性について調べてみました。

 

そもそも老人性イボの正体とは?

中年以降の女性を悩ませる老人性イボの正体は「脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)」あるいは「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」という皮膚の良性腫瘍です。早い人では20代後半から30代前半にかけて出現し始め加齢とともに増えていきます。

 

この老人性イボは主にシミ(老人性色素斑)が盛り上がったり硬化したりして出来たものが多いです。紫外線を浴びることで表皮で産生されるメラニン色素の代謝が加齢によって下がってしまった結果、メラニンが蓄積されてしまったものがシミです。

 

これが変形したものが老人性イボなのですが他にも光老化と呼ばれる、紫外線のダメージによって皮膚が老化する現象によって色が濃くなり、硬く盛り上がって老人性イボとなるパターンもあります。

 

老人性イボにビタミンCは効くの?

健康に良い成分としてお馴染みのビタミンCですがその効能の中で肌の美容に関係するものをピックアップすると以下のようになります。

 

  • 還元作用と酵素阻害作用によりメラニン色素の合成を抑制する(シミの予防)
  • すでに蓄積したメラニン色素を改善する(シミの改善)
  • 日焼けによる肌の炎症で発生する活性酸素を分解して肌のダメージを抑える
  • 日常的に活性酸素を分解するためニキビの炎症や治癒後の色素沈着を防ぐ(ニキビの予防・改善)
  • 肌の張りを維持するために必要なコラーゲンの合成量を増やす(シワの改善・肌のキメを細かくする)

 

ビタミンCが肌に非常に良い物質であることが分かると思いますが、注目してほしいのは「シミの改善・予防」と「肌のダメージを抑える」という項目です。
紫外線ダメージと老化による代謝低下により発生したシミが変形するパターン、あるいは紫外線によって皮膚自体が老化して変形するパターンの2通りのパターンで老人性イボは発生するのでした。

 

上記のビタミンCの肌への効能を見てみると両パターン共にビタミンCで対策が可能なことが分かります。また、メラニンの分解すなわち老人性イボの改善だけでなく新たなメラニン合成も抑制するのですから老人性イボの予防も出来るのです。

 

ビタミンCはどれくらい取れば効果があるの?

ビタミンCが老人性イボに効果があることは分かりましたが、どれぐらいを取れば効果が現れるのでしょうか。実はビタミンCは人によって体内の濃度が大きくことなる物質で、人によって理想摂取量に差があるのです。

 

一応、日本人の摂取目安量としては男女共に12歳以上は100mgとなっていますが、これはビタミンC不足を起こさないための最低摂取量と言い換えても良いものです。

 

老人性イボの改善・予防を目的とするならば1日最低100mgはビタミンCを欠かさず取る姿勢が大事です。また喫煙者や受動喫煙者はビタミンCを非喫煙者に比べてより多く必要とします。

 

ビタミンCを効果的に取るには

身近なフルーツや野菜のビタミンC含有量は、みかんが1個あたり30mg、いちごが大きめのサイズで1個あたり20mg、ジャガイモでは1個あたり30mgとなっています。こうして考えると毎日野菜やフルーツを食べるように心がければ簡単に最低摂取量である100mgはクリア出来そうですね。

 

ただしビタミンCは水に溶けてしまったり熱で壊れてしまう弱点があります。ですので野菜やフルーツを長時間水洗いすることは避けましょう。ビタミンCを多く含む上に、熱によっても壊れにくい野菜としてジャガイモの他にも赤ピーマン、サツマイモ、レンコンなどが知られています。

 

もし外食続きでビタミンCを取れないという時にはサプリメントを活用するなどして、毎日欠かさずにビタミンCを摂取することを心がけましょう。

 

老人性イボ