老人性イボはドライアイスで取れるのか徹底解説

老人性イボとドライアイス

皮膚科で行う老人性イボのメジャーな治療方法には、液体窒素治療があります。液体窒素治療は、液体窒素の「−196℃」という温度によって、老人性イボを壊死させる治療法です。実際に治療された方もいるのではないでしょうか?

 

しかし、液体窒素治療は、皮膚科で行うので、費用がかかってしまいます。液体窒素と同じ低温物質で、一般的に馴染みのある物質と言えば、ドライアイスが思いつきます。ドライアイスでも代用できそうですよね。

 

今回は、老人性イボを取るのに、ドライアイスが代用できるのかを解説していきます。また、液体窒素とドライアイスの違いも説明しますので、参考にしてください。

 

液体窒素とドライアイスの違いは?

まず、老人性イボなどのイボ治療に使用される液体窒素とドライアイスの違いについて説明したいと思います。液体窒素とドライアイスは、温度がマイナスであるということ以外、全く違います。

 

液体窒素は、気体になると窒素です。窒素の沸点は、約−196℃ですので、治療に使用される場合は、液体窒素が常に沸騰している状態です。

 

一方、ドライアイスは、気体になると二酸化炭素です。液体窒素と違い、ドライアイスは、常圧(通常の気圧)で液体になることがありませんので、ドライアイスの温度が上がると、そのまま気体になってしまいます。二酸化炭素の昇華点は、−78.5℃ですので、ドライアイスの温度も、−78.5℃となります。

 

液体窒素治療の代わりにドライアイスを使用できる?

液体窒素による老人性イボの治療とドライアイスによる治療では、何が違うのでしょうか?液体窒素による老人性イボの治療は、液体窒素の−196℃という温度を利用して、皮膚の表皮の組織を壊死させて、老人性イボを取る治療法になります。

 

皮膚に低温やけどを起こさせて、異常がある細胞を破壊してかさぶたにして、新しい皮膚と入れ替えることで、老人性イボを除去します。低温やけどを起こさせるという点では、ドライアイスでも代用が効きそうですよね。

 

結論を言うと、ドライアイスで老人性イボを取ることは可能だと思います。しかし、ドライアイスを使用して、自分で老人性イボの治療を行う際は、全て自己責任になるということを覚えておいてください。

 

自分でドライアイスを使用することはリスクがある!

ドライアイスを使用して、自分で老人性イボを取ることができる可能性もありますが、リスクが伴うことを覚えておいてください。ここでは、ドライアイスを使った老人性イボの治療のリスクを考えていきたいと思います。

 

まず、ドライアイスは、液体にすることができません。液体窒素だと、綿棒などに付けてから、老人性イボのみを壊死させることができます。しかし、液体窒素と違い、ドライアイスの場合は、固体の状態で老人性イボに当てなくてはいけませんので、皮膚に当てる面積が広くなってしまいます。

 

その結果、除去したい老人性イボだけでなく、正常な皮膚も低温やけどしてしまう可能性があります。つまり、正常な皮膚を傷つけてしまいますので、傷跡が大きく残る可能性があります。

 

また、ドライアイスを使用して老人性イボを取る場合は、老人性イボの大きさによっては取れない場合もあります。皮膚科で行う液体窒素治療も同じですが、老人性イボが大きい場合は、治療できない可能性があることも覚えておいてください。

 

基本的に治療は医療機関で行いましょう!

老人性イボを取る場合は、皮膚科などの医療機関で治療することが一番いいと思います。ドライアイスを使用して、皮膚に異常が見られた場合は、結局皮膚科に行かなくてはいけません。

 

また、自分で老人性イボの治療を行って、イボが上手く取れれば良いですが、上手くいかない場合、費用や労力が倍以上にかかってしまいます。医療機関で治療を行うことで、老人性イボの状態を把握できますし、適切な治療を受けることができます。

 

まとめ

ドライアイスを使用して自分で老人性イボを取ることについて解説してきました。ドライアイスは、簡単に入手できますし、医療機関で治療を行うより、費用がかからないかもしれません。

 

ドライアイスで老人性イボが取れる可能性はありますが、自分でドライアイスを使用する場合は、全て自己責任になるという認識を持つ必要があります。やはり、老人性イボをしっかり治したいのなら、皮膚科などの医療機関が一番だと思います。

 

老人性イボ